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不思議の謎を解かねばならぬ

2016年に買ったコンピュータ

個人的にPCやタブレットなんかは1台も買わずに終わる年の方が多いわけですが、今年は珍しく複数買っていたので少し書いておきます。

Surface Pro 4

前に使っていたサブノートEC1400-31Kがいい加減古くなってきて外で使う時にストレスだったので、年初にi7版が出回ってきた頃に買いました。薄い、けっこう軽い、GPUが(オンボードにしては)強い、液晶の発色がいい、キータッチもカバー式にしてはマトモと、高価なだけのことはあってほぼ隙がありません。

しかし低輝度の時にLEDのフリッカー(点滅)症状が頻発し2回も交換対応にしてもらっていて、のっけから とても つらい。交換の度に保護シートを買うのが馬鹿馬鹿しくなり、液晶保護ガラス→液晶保護フィルム→裸と遷移しています。

発売当初はグラフィックドライバと電源周りのファームウェアの出来が非常に悪く、しょっちゅう画面が切れたりバッテリーが無茶苦茶な早さで減ってたりしたのもスリリングでした。2月、5月と段階を踏んだアップデートで改善してきましたが。

電源について、これは致命的ではないものの、ACアダプタのケーブルにマジックテープのようなまとめる仕組みがないのと、ACアダプタのUSB側(給電専用)に2A以上流そうとすると数秒おきに電流のオンオフを繰り返すのは今でもちょっとな。

ACアダプタまわりはともかく、交換してフリッカーの薄い*1個体になりドライバ・ファームも改善されて安定したあとは何もかも自然に使えてしまっているので、先に書いたように高いレベルでまとまったマシンではあると思います。

Fire TV Stick

Fire TV Stick 音声認識リモコン付属

Fire TV Stick 音声認識リモコン付属

これコンピュータか。うん うん それもまたコンピュータだね。間もなく日本でも新型が出るとみられているので、購入を検討されているかたは考え直してもいいと思います。

7月頃、「仮面ライダーアマゾンズもあるしAmazonプライムに入り直してビデオでも見るか~」と思っていたら友人が譲ってくれたので、月1~2回帰る実家のテレビに挿してアニメやら映画やら見ています。そのあと気に入ったので別室用に1本買い足しました。

最近のファームウェアだとKodiの導入に面倒がなく、App2Fireで突っ込むだけでアプリケーションランチャーに出て来るのでLAN内のメディア再生にもいい感じです。これでバンダイチャンネルさえ公式に対応していればもっといいんですけどね‥‥。

ハードウェアとしては発熱がかなり酷くて、冬場だろうがヒートシンクを貼り付けようがどうにも熱い。熱いだけならいいんですが稀に動画デコードに影響してピーとかブーとかノイズを発しながら一瞬停止するのには閉口します(交換しても出る)。高速で無線通信して動画を再生するようなマシンをフリスク棒サイズの筐体に収めようとすること自体おそらく無理があるので、Amazon Fire TVの方がいいかもしれません。

GOLE1

Atom x5 Z8300(Cherry Trail)搭載の5インチ液晶付きWindowsマシン。VAIO VGN-U50よりも小さくて、体感的には初代W-ZERO3を少し大きく厚くしたようなサイズです。夏頃にクラウドファンディングで出資募集していた頃は怖くて金を出せなかったのですが、気付いたらGearbestとかAliexpressとかで一般販売されてたので9月末に手に入れました。

一般的なWindowsタブレットの2倍から3倍くらいの厚みがあり、つまり厚みさえあれば5インチ級のフットプリントでも現代的なPCが成立してしまうことがわかります(あと小さいバッテリーを選んだというのもある)。まあスティックPCとかあるしな。その厚さを活かしてHDMIだの有線LAN(100Mbps)だのフルサイズUSBだのと、タブレットやスティックPCではありえないインターフェースを備えているのも特徴です。

用途としては時々「ながら見」的にテレビやら動画やらを流しっぱなしにしているだけです。もうちょっと常時起動サーバ的用途を思いついたら何か仕込んでもいいですね。たとえばVPNサーバでもいいですが、NICが内部USB接続なのでファイル転送なんかにはあまり信用できない感もあります。

余談ですが、いわゆるPCというかIntelアーキテクチャ機はHDMI-CEC*2に本当に特殊な例外を除いて非対応なので、セットトップボックスやAmazon Fire TVのようなメディアプレーヤーを置き換えるのにはそれほど向いていないというのが今のところの持論です。これが例えばRaspberry Piや上記のFire TV StickあたりだとHDMI-CECを備えていて、KodiみたいなメディアプレーヤーがTVのリモコンで使えて便利ですね。

GOLE1の話に戻ると、低価格なりの点として液晶画面*3とタッチパネルの質が明らかに悪くて、これはWindowsが5インチタッチパネルに向いているか向いていないか以前の問題です。うちの個体では画面上端のタッチ感度が劣悪でロクに反応しないので、設定など込み入った操作の際はChromeリモートデスクトップでなんとかしています。というか画面が非常に小さいのでリモートデスクトップはどのみち有用です。

InstantGoからの復帰で高確率でブルースクリーンを出すので、コイツは買い物として失敗か‥‥としばらく思っていましたが、ふと思いついてUEFIからMAX C-StateをC7からC1にしたらウソのように安定しました。去年買って再起動に時々失敗する症状に悩まされていたN3700-ITX機も同じ設定で完治したので、Airmont世代のC7ステートは何かおかしいんじゃないでしょうか。

Chuwi Hi12

Atom x5 Z8300(Cherry Trail)に2160x1440という分不相応な解像度を盛った2in1タブレット。見た目や重量はだいたい初期のiPadで、キーボードドックと合わせてノートPCっぽくできるのが特徴。これは10月末ごろ調達して、無線アダプタを付けて実家に置いています。

選んだ理由は、予算の枠内でFullHD以上の解像度で12インチ以上のコンバーチブルタブレット、かつキックスタンド型ではないものでストレージは64GB以上、という条件を満たすのがこれくらいしかなかったので。

先の通りAtomに2160x1440液晶という組み合わせなせいかブラウザのスクロールですらカクつく有様ですが、液晶画面の質はiPadあたりと同規格なのか妙に良いので、重量に目を瞑れば電子書籍も読めます。デュアルブートAndroid側にするとKindleを全画面で使えて快適(有効ストレージは小さいが‥‥)。

個人的にAirmont(BraswellやCherry Tail)機の電源制御でハズレを引きまくる中、Hi12は標準設定でもちゃんとスリープや再起動をしてくれていて、これはありがたい。ありがたいというか、それくらいは当然であるべきなんですが‥‥。

別売りの専用キーボードドックはあまり良くなくて、重い(本体との重量比的に仕方ない)、触感がショボい、タッチパッドのセンサがノイズを拾いまくる、画面角度を変えると接続が一瞬切れる、あたりが厳しく、まあキーボードスタンドと割り切って無線マウスを使うし、据え置きにするならフルサイズのキーボードとマウスを調達してもいいと思います。

VersaPro PC-VK12CSKE56FK

あきばお~で投げ売りされ話題になってた、Core M-5Y71(Broadwell)搭載、スタイラスペンも標準添付されているFullHD 11.6インチタブレット。これも実家のIT化用に11月に買いました。

さすがにNEC(またはLenovo)の名前でそこそこ高額で売ってたマシンは違うなー、あんまり困らないなーと思いながら触っていました。そこそこの液晶に正常なタッチ感度というだけで良くて、正直あまり長く触ってないです。

同形機というかOEM元のThinkPad Helix向けにチルト機構のないデタッチャブルキーボード(ThinkPad Helix ウルトラブック キーボード)がオプションにあって*4、Chuwi Hi12と違ってチルトしないおかげで比較的安定感があります。ただ、個体差のせいかHomeキーが効かないので、予備を調達すべきか迷っているところ。スタンドとフルサイズキーボードでもいいし、そっちのほうが安いですね。

GPD WIN

3DS LLサイズの筐体に5.5インチディスプレイとQWERTYキーボードとゲームパッドを載せたクラムシェル端末。またindiegogoか。はい。これは前に書いた通り出資しており、10月末頃に出荷が開始され12月に届きました。

まずは半信半疑で投げた$330が本当に能書き通りの品になってやってきたという驚きがあります。1ヶ月ちょっとの遅延なんて誤差みたいなもんです、注文順も結構あとの方だったし。

ウルトラモバイルやモバイルインターネットデバイスのようなものは過去にもありましたが、ポインティングデバイスゲームパッドを積極的に兼用させてゲーム機と言い張るデザインは見たことがありません(NVIDIA SHIELD、あれはまたちょっと違う)。1週間ちょっと触っていて思いましたがやはり、サイズなりの無理は出てきます。

まあ、能書きにある点は能書き通りでした。その上でこうあってほしかった点や事前に分からなかった点など気付くところは多いので、これはまた今度別枠で書きます。

*1:皆無ではないがもう諦めた感がある

*2:HDMI機器の電源がモニタ側と連動したり、TVリモコンの操作をHDMI経由で外部機器にスルーしたりできる機能。レグザリンクなどメーカーによって呼称が異なる

*3:パネルよりも表面がやばい、アクリルっぽい

*4:チルトするやつは5万くらいする