(追記:10ヶ月後のサービス終了発表を機に続きを書きました)
お疲れ様です😊
— 水沢薫@アプリコット・レグルス (@kaoru_regulus) 2017年9月4日
でも、3年生として...!ううん、五陵館学園代表として言わせてください!!!
これは完全に...!! pic.twitter.com/WaRj6UTitI
これは声優なんだかスタッフなんだかよく分からない人のやっているゲーム内キャラクターの公式なりきりアカウントが、メンテナンス延長に向けた感情を「やってモーターカー」氏に託して時速2000キロメートルで公式アカウントに衝突させる様子です。
なぜかスマートフォン向け音ゲーのリリースラッシュが起こった2017年夏、8月31日に登場した新作タイトル。
君は「インベントリ(所持枠)拡張に金を払うスクスト」という全く新しい概念を見たか。先日3周年を迎えた新感覚スマホRPG「スクールガールストライカーズ」のスピンオフ作品はまさかのアイドル音ゲー(しかもシステムは大体デレステ)だった。
開発は「ガールフレンド(♪)」のR-FORCE。企画やアート面には本家スクスト関係者やスクエニ側スタッフが多く関わっているようだが、ゲーム内容の差はスクストとポプスト(ポップアップストーリー)の違いよりもはるかに大きい。まあジャンルが違うからね。
操作概要 | スクスト | スクメロ | デレステ |
---|---|---|---|
カードのレベルアップ | 強化(ポイント制) | 練習(共喰い/チケット制) | レッスン(共喰い/チケット制) |
アイテムを消費し カードレベルの上限をアップ |
限界突破 | 特訓 | 特訓 |
同名カードの合体 | 収束(自動) | 限界突破(手動) | スターレッスン(手動) |
ジャンルが違うとはいえ「限界突破」をまるで違う用法に当てはめるのは嫌がらせか何かか*1。このゲームで「スクスト」をやらせる気はないことが分かる。
所持枠制限にも絡む話だが、2017年Q3リリースのゲームで「他カードを食わせて強化」「同名カードを食わせて進化」のような鞄の整理に毎日5分も10分も使わせるようなフローはいい加減に勘弁してほしいし、善し悪しや好き嫌いを一旦置いておくにせよ重ね重ねこのゲームで「スクスト」をやらせる気がないのは分かる*2。
とはいえこちらとしては親がスクストでもデレステでもそれ以外でも何でもいいけど、バグは直してほしい。
音ゲーパートは知っている中ではSEGAのポッピンQが一番近く、もぐら叩き。覚えゲー要素が強い。
指を置いたままスライドすると異様に判定が緩くなるシステムを載せているおかげで慣れれば見た目よりは楽だが、スライドしている指の下にヌッとノートが現れてBADを拾ってしまう局面が非常に多くストレスが溜まる。覚えゲー要素が強い。
このゲームだけでなくジャンル全般に思っていることだが、ボーカルパートを下敷きにしてから中途半端にノートを間引いてタイミングをズタズタにしておいて「EASY~HARDの譜面でござい」って顔をしている奴が何を考えているのか分からない(場合によってはEXPERT、このゲームの最高難易度でもそういうのが出る)。私が楽器や楽譜のことを知れば分かるようになるかもしれないし、より憎しみが増すかもしれない。
現状3章まで公開中のメインシナリオ。一目には「スクストでなければラブライブだろう」くらいの印象だったがいざ始めてみると予想を超えてラブライブ!だった。「3作目からはジャンル」という言葉はあるにせよ成功例を踏まえすぎてはいないか。ブルドーザーみたいな主人公と青髪クールさんとおっとり茶髪ロングちゃんが並ぶところから始まる1章はもうちょっとだけ何とかならなかったのか。その前のプロローグではいきなり他のメンバーも全員揃えているあたり、何とかしようとしてるとは思うが。
ドルオタの後輩上月真央と万能先輩水沢薫の性格がはっきりしてくる頃には先輩アイドルとの絡みも増えて安定してくる(私が)ので、まあ、ちゃんと面白がってはいる。
その先輩ライダーもとい先輩アイドルことスクストのキャラクターたちが何の因果かアイドルを楽しくやってしまっているのはよろしいと思います。原作では一部を除きシナリオに声が付かないのでフルボイスはありがたい。情報料をせびるアコっちとケチるサトカの漫才がスクメロ次元でも見られる。
新谷さなえ(Sana、元KONAMI)やバンダイナムコスタジオ(商売敵では‥‥?)など謎の豪華スタッフが参加していることもあってか曲は素直にいい。譜面のつらい曲はたくさんあるけど曲はかなりいい。アルバムがほしい。
初のイベント曲も振付やステージ演出のエモさと相まって良かったと思う。マカロン(通称)の対価がその1曲しか無かったのでスクストの対戦イベントばりに虚無だったけど。
半月遊んだら未公表のバグが2桁見つかった。タイミングによっては1件/dayを超えていたと思う。早めに直してほしい。
先月にベータ版公開までやっておいてこうなるからには大層急いでいたと思われるが、理由として思い当たるのはリアルアイドルとの5次元タイアップだろうか。
ユーザーデータ破壊やチートに繋がる致命的なものは特に無いのでメモがてら下に書いておくが、普通に遊んでいても3つか4つくらいは平気で当たると思うし、twitterではスカートのコリジョンやマイクの持ち手など3D絡みの報告を多く見かける。停止バグをはじめ幾つかはアプリ内からサポートに送った。
Androidでしか遊んでいないので幾つかはiOSでは再現しないかもしれない。また先日9月15日にイベントが終了したので、19日のメンテまでのどこかでクライアントアップデートの一つでも入って直るかもしれない。というか直ってほしい‥‥。
バグ・不具合と思われるもの(12件)
(11月22日追記: 修正確認したものには修正済を入れた)
- (修正済)お問い合せフォームのWebviewを発生直後に瞬時に閉じると画面に豆腐が残り進行不能。再起動で直る。
- (修正済)シナリオパートでモノローグとLOGを同時に出現させると進行不能。再起動で直る。
- (たぶん修正済)おそらくアプリを日付をまたいで起動していると前日までの曜日限定曲がアクティブのままになっているが、いざ選択すると進行不能。再起動で直る。
- (修正済)練習チケット使用画面で「おまかせ」を押した場合のみ20枚を超えてチケットが選択される。
- (修正済)楽曲選択後のフレンド一覧画面で戻ってから別の曲のフレンド一覧を開くと、一覧が見かけ上更新されない。
- (修正済のはず)楽曲選択後のフレンド一覧画面からLIVEオプションを直接開き「タイミング設定」からテストライブを実行後戻ると、フレンドをタップしても画面が進行しなくなる。戻れば直る。
- (修正済)データ引き継ぎを行うとプロフィール画面から名前が消滅する。他人からは正常に見えていると思われる。
- 特訓画面で「未特訓」タブを最下部にスクロールさせるとメモリーの一部が高速で点滅する
- (修正済)楽曲選択後の消費スタミナ欄が自然回復分を考慮しないため、表示上はスタミナがマイナスなのに曲を遊べる。
- (修正済)LIVEオプション「明度」が2Dモードでは適用されない。
- (修正済)ログイン時やホーム遷移時、2Dモードに存在する会話のバリエーションが3Dモードでは「久しぶり」に固定。
- ユニットを「お気に入り」に設定した際、一覧に星の位置が即時反映されず、別のユニットをタップした時に遅れて反映される。
仕様と思われるが好ましくないもの(4件)
- メニュー画面からGoogle Playゲーム(Apple GameCenter)と連携した後、実績を反映させるにはランクアップなど条件チェック処理に乗る必要がある
- 属性には原則「クール、プリティ、アクティブ」の並び順が採用されているが、課題欄では「アクティブ、クール、プリティ」の並び。
- キャラクターボイスだけきわめて音質が悪い。シナリオ再生前に表示されるDLサイズとタップ数からざっくり割ると32kbps~48kbps。高くはないがここまで悪くなるだろうか。エンコーダが腐っているのか。
- バックグラウンドに回ったときAndroidの音量キーの動作をメディア側に占有させる(タスクが生きている限り音量キーで通知音量を変更できなくなる)。
確実に仕様だけどお前には死んでほしい(1件)
- データ引継ぎや問合せのために、アプリ内の狭いWebViewでブラウザが開くため操作性が劣悪(IMEの全画面モードも強制無効)。通常のCookieやChromeあたりのパスワードマネージャとも無縁なので引継ぎの時にいちいちメールアドレスとパスワードを入力させられるのが煩わしい。あとブラウザ開いてる後ろでまでゲーム画面を更新するな。
意外と(失礼)売れているようなので、今後もやってモーターカー氏に追突されないよう頑張ってほしい。