お久しぶりです。blogをやっていない間は『グリモア ~私立グリモワール魔法学園~』というゲームのシナリオや往時の更新内容について書いたのをグリモア・ノート(仮)というサイトに放り込んでいました。
Lotus Diplomat(Lotus Phone)とは
グリモアはともかく、今日お伝えしたいのはこれのことです。これを買わないほうがいい、できれば買うなという話をします。どうせ出ません。

これは先月11月に発表された、Lotus Machines LLCなる新興企業(自称)が提示し、Indiegogoで出資を受け付けている全く新しい携帯電話Lotus Phonesシリーズのひとつ、"Diplomat" の威容です(twitter(X)でフォロワーに教えてもらえました。本当にありがとうございます)。
この時点で「ありえない」「要らない」と思われたかたは基本的にはもう読まなくても大丈夫です。本記事ではこのLotus Diplomatのありえなさを順に説明していきます。
- Lotus Diplomat(Lotus Phone)とは
- ありえなさ1: 製品の疑問点
- ありえなさ2: 不自然な体制
- ありえなさ3: イーロン・マスクにクソリプを送りつけて少額寄付を募る異常行動
- 結論: 詐欺か、でなければVaporware
- 以下余談
ありえなさ1: 製品の疑問点
a. 奇妙なキーボード

画像のガタガタなフォントも製品の現実味が薄れていく要因とは思いますが、そこを差し引いてもなかなか首を傾げざるをえない配列です。BlackBerryシリーズやUnihertz Titan 2あたりの絞り込まれたキーボードとはキーの数において差別化が著しい一方で、F(x)tec Pro1やGPD MicroPC 2のようなPC向けQWERTYを縮小したようなタイプとも特に記号の扱いにおいて違いが大きい、他にあまり類を見ないものになっています。
Shift+1が€であったり、右Ctrlの下に№(numero)が居たりするあたりは若干QWERTZやЙЦУКЕН(JCUKEN)あたりを引きずっているような印象もありますが、それどころではなく見れば見るほど違和感のある配列だと思いませんか。
最上段をよく見てみましょう。通話(?)、Wi-Fiスイッチ、戻る、タスクリスト、ホーム(?)、DEL、設定(?)、通知(?)、GPSスイッチ、終話(?)……あまりにも機能に統一性がありません(独立Wi-FiとGPSスイッチは必要なのか?)。同様に、最下段のESC、明るさ、音量、記号群……という並びもあまり押しやすいように見えません。
上段中央に鎮座している時計(サブディスプレイ)もちょっとよく意図がわかりませんが、公式サイトによれば方向キーと決定ボタンのようになるらしいです。まあタッチセンサによるカーソルだと思えばある意味BlackBerry的かもしれませんが、しかし……。

まさか、この時計部分が青か緑かというだけでSKUが分かれているのか? しかし後述するスペック表にはIPS液晶と書いてあり、このあたりは本当によく分かりません。
熟慮と研究の末にお出しするキーボードというより、これはどうも思い付きなのではないか? という疑問が拭えないわけです。
b. 奇怪なカスタム挙動
もう一つ、公式サイトの気になった箇所を抄訳します(原文は脚注欄*1をご覧ください。PC版サイトの長文のほうを採用します)。
Lotus Diplomatに搭載するフルサイズキーボードには、ある改良を加えています。それは「文字や記号の入力の度にレイアウトを切り替える」という煩わしい作業から人々を解放するものです。
その方法は、目的のキーをダブルクリックするだけ。 *(アスタリスク)を入力するためにShiftキーは必要ありません。8を2回押せばよいのです。
ピリオド、"!"、"?" などの基本的な句読点や記号は最下段に配置し、どの言語モードからも同じように扱えるようにしました。言語モードはLangキーで切り替えが可能です。
"8 8" と打鍵したら "*" と入力される……って言いました? 本当に? と私は心底驚きました。これ考えた人は "cheese" って打ったことがないのか?
仮にダブルクリックに猶予時間でも設けて実装するとして、その猶予時間がそのまま打鍵から入力までのラグになるわけですから、かなり悪い体験になるだろうと想像がつきます。何より、慣れて打鍵が速くなればなるほど入力ミスを誘発する仕組みになってしまいはしませんか。
また、猶予時間をゼロにするよう実装するなら "8 8" の打鍵が "8 *" の入力に化けるだけです。これではもっと使い物にならないでしょう(我われがマウスのダブルクリックにディレイを感じないのは一打目の入力を許容できるようUI側が作り込まれているからで、キーボードとは事情が異なります)。
いわゆる省スペースキーボード、自作キーボードの世界には "Tap Dance" というカスタマイズでダブルタップやホールドを導入することも実際にあるようですが、親指タイプを前提にしたキーボード、かつDiplomatのようなレイアウトでうまく機能するかどうかに関しては、個人的には非常に懐疑的です。
おそらくこの提案は、ゼロからの思い付きではなく、ロシア語圏のキーボード配列からの発想であるように思います。

例えばQWERTY配列ではUS/JPを問わずカンマとピリオドは右Shiftの3つ左と2つ左ですが、ロシア語圏のЙЦУКЕН(JCUKEN)配列では、キリル文字の種類がラテン文字より多い都合上、カンマもピリオドもShiftの左隣のキーに詰め込んでいます。ロシア語モードと英語モードでは記号の位置が変化しているわけです。
そこから考えれば、モードレイヤーによって記号の位置が大幅に変化するのは、Lotus Machinesの言うように煩わしさと混乱を生むかもしれません。まあ、その問題提起と解決として一応納得できるのは最下部の固定記号キーのほうであって、ダブルタップで入力の変わる機構とは無関係なのですが……。
c. やりすぎの機種展開とスペック
デザインや機能が道理に合わない話の他に、もうひとつ疑問を挙げておきましょう。非常にコンセプチュアルなこのLotus Diplomatですが、更にキーボードの少ないバリエーション機の展開予定があります。

いきなりの2機種展開……いや、画像下に記載の通りOLEDとIPS液晶でヴァリアントがあるので、実際には4機種を製造する必要がありそうです。

更にそれだけではない。全機種共通のオプション、通話にも本体操作にも赤外線にもジョイスティックにも(?)使えると称するリモコンが付属します。
これらを踏まえた上で、スペックもかなり盛ったものになっていることを確認しましょう。
| 項目 | スペック詳細 |
|---|---|
| メインディスプレイ | Diplomat: 5.3インチ OLED/IPS 2K (2560×1920) Tablet: 6.1インチ OLED/IPS 2K (2560x1440) |
| 前面サブディスプレイ | 1.0インチ IPS(常時点灯) |
| OS | Android |
| SoC | Snapdragon 8 Elite |
| RAM | 24GB |
| ストレージ | 1.5TB |
| 外部ストレージ | microSDカード対応 |
| リアカメラ | 超広角13MP + メイン50MP + 10xズーム13MP |
| フロントカメラ | 有(プライバシーシャッター内蔵) |
| オーディオ | 3.5mmイヤホンジャック |
| FMラジオ | 有(アンテナ内蔵) |
| バッテリー | Diplomat: 6000mAh Tablet: 6300mAh |
| サイズ | Diplomat: 14.9cm x 11.3cm x 8.5 mm Tablet: 15.5cm x 9.3cm x 8.5mm |
| 重量 | Diplomat: 268g Tablet: 245g |
| 予価 | Diplomat: $1,600 Tablet: $1,500 |
総じて、およそどこに出しても恥ずかしくないハイエンド級のスペックと思います。それゆえに、どこにも実績のない企業が持ち出すにはちょっと難しい、地に足の着いていない表といった印象を受けます。$1,500~$1,600で売る算段が付いているようには、あまり見えません。
また、OLEDとIPS液晶を組み立て段階で切り替えるというのは、製造的にはかなりのアクロバットではないでしょうか。厚みから何から大きく異なる部材に対して、スマートフォンレベルの細密さでSKUを切り替えられる例を私は見たことがありません。筐体ごと完全に別設計にしてしまうのか?
細かいところですが1.5TBのストレージもえらく中途半端です。一般的に、スマートフォンに内蔵する単一のNANDフラッシュの容量は倍々に増えて512GB、1TB、2TBという刻みになるため、1.5TBにするには筐体のスペースを消費して2種以上のモジュールを混載するか、2TBモジュールを搭載してパーティションを調整するなどの手当てが必要になるはずです。有り得なくはないが、この段階でややこしい容量を持ち出す合理的な理由がありません。
少なくとも現段階のこれは、とりあえず目を引きそうなスペックを並べてみた夢や冗談のようなスペック表に見えるし、商売に向けた検討の跡がみられないということです。
ありえなさ2: 不自然な体制
ここまでで、本体と商品説明ページの「うさんくささ」「ありえなさ」を説明してきました。これだけでは単に、見積もりの甘い未熟者であっても詐欺師ではない……と思われるかもしれないので、もう少し範囲を広げて製作者の話をしていきましょう。
まず、Lotus Machines LLCという企業に関わる情報は一切公開されていません。アメリカ・イリノイ州の企業であることを匂わせる素振りはあるものの、その裏付けはどこにもないのです。開発者としてページ上に唯一載っている D. Sattarov という名前についても、彼の能力や経歴について知る手段はありません。

一方で、公式サイトとドメインは簡単ホームページ作成サービスのWix.comで作成・取得されたことが分かっており、ページの作りや諸々の画像ファイル名からロシア語利用者によって作られた可能性が高いことも推測できます(Sattarovという名前もロシア人らしくはある)。
ここでいっておきたいのは、たとえロシアという国の事情を考慮せずとも、素性も実績も不確かな者に対して、「賭け」であるクラウドファンディングへのハードルが上がるのは当然だということです。以前私がMinimal Phoneのプロジェクトオーナーに対して「前歴がかなり胡散臭いが、前歴があること自体はプラス要素と言えなくもない」と評した通りで、あちらの方がまだ確認できる前歴があっただけマシという言い方ができます。
ありえなさ3: イーロン・マスクにクソリプを送りつけて少額寄付を募る異常行動
これについては見出しの通りなので、見ていただいたほうが早い。
Lotus team started fundraising for our campaign. We are developing a new generation of smartphones and tablets. We are excited to present our new products. Lotus Diplomat and Lotus Pocket Tablet.
— Lotus Machines LLC (@LotusNewPhones) 2025年11月12日
Please support us: https://t.co/bBJ07Q9f70@MrBeast @elonmusk @mcuban @Verizon… pic.twitter.com/CSwTv3fDYq
仮にも携帯電話のメーカーになろうとする者がGofundで小口の(見返りなしの)寄付を募ることを「資金調達を開始した(started fundraising for our campaign)」とか言うんじゃないよ。しかもイーロンだのインフルエンサーだのAT&Tだのへのmentionまでズラズラと並べている。
— Lotus Machines LLC (@LotusNewPhones) 2025年11月17日
直リプまで送っている。恥ずかしくないんでしょうか。
個人的には製品が(違法状態でも極々少数でも)まず出荷されたことに驚いてるのであんまり詰める気分じゃないんだけど、日用品を求めてる人があの自画自賛連射twitterやらigg今更の終了やらの不審ムーブを見せられれば怒って当然だろう、とも思ってる
— 稲葉 (@eps_r) 2025年2月28日
先に挙げたMinimal Phoneのプロジェクトオーナーについて、発送遅延だのFCC無視だの関税無視だのをやっている間に、twitter(X)でレスバと既存携帯電話のdisとプレゼントキャンペーンに明け暮れていたのを私は正直「バカじゃねえの」と思って眺めていましたが、Lotusに関してはそういう問題ですらありません。これではただの厨房(昔のネット用語)ですよ。
結論: 詐欺か、でなければVaporware
まとめましょう。
- 道具として考慮されているとは思いがたいレンダリング画像
- 新興メーカーが出すには非現実的な高スペックとバリエーション展開
- 正体不明のプロジェクトオーナーと子供じみた奇行
何日か見てきた結果、私の結論としてはLotus Diplomatは詐欺、もしくは信じがたいほど見積もりの甘いVaporwareであり、特に注目されてないし、お金は出さない方がいいということになります。
金を出すかどうかは、プロトタイプの実在性であったり、会社組織の実在性であったり、適切な技術資料やロードマップの実在性であったり、そうしたものが分かってからの判断でも全く遅くありません。
数日前に公開されたLotus DiplomatのIndiegogoページは、当初は$50のケースのみだったのが、ちょうど昨日になってリワードにDiplomat($1,600)とTablet($1,500)が追加され、集金の準備が後から整ってきた格好になります。現在のところ被害額こそ少ないとはいえ(記事の公開時点でケース2つ、$100)、今後の転がり方次第では良くないことになりそうな予感もあり、今回はちょっとした注意喚起も兼ねてblogを書きました。
昨年私はMinimal Phoneを取り上げて、プロジェクトオーナーの前歴、強行軍的なスケジュール、プロダクトとしての筋の良し悪しやスペック表記の瑕疵を挙げて「それぞれの要素が致命的とは言わないが、不安要素ではある。総合的に見て個人的には出資を避ける」という灰色のジャッジをして、結局これは詐欺やプロジェクト頓挫といった落とし穴を回避し、(度重なる出荷遅延やサポートの不備、電波認証のトラブルはありつつも)出荷に至りました。
そんなMinimal Phoneと比べて言うならばLotus Diplomatは問題外で、今まで紹介してきたVaporwareの中でも「やってる感」はかなり希薄な部類である、というのが現在の所感です。
近いところでいえば以前にblogを書いたCraob Xくらいのぼんやり感と言いますか、なんなら昨日いきなり1,600ドルで本体の出資受付を始めていなければ、ここには「詐欺か悪い冗談」と書くつもりだったくらいです。まあケースだけでなく本体の出資受付が始まってしまったので、冗談ではなく、そこそこ高額の詐欺であると言わざるを得なくなったのですが……。

当blogで紹介してきた過去の例だと、「携帯端末」「スペックに比して値段が安すぎる」「拠点がロシア」という点でPGS(Portable Gaming System)も少し近いですね。

他にも世の中には「キャンペーンが成功すれば出資額の99%を還元する」などと信じられないことをのたまい、数千万円を引っ張ったあげく本当に詐欺で逮捕されたDragonfly Futurefönのような例もあるため、Indiegogoで金を払える余地があってしまうのは、本当に良くないなあ、良くないんだよなあ、と思うわけです。

クラウドファンディングにはこのように実現性のきわめて不透明な製品や、あるいは悪意を以て立ち上げられた詐欺といったものが多く存在します。購入ではなく出資の契約である以上、皆様におかれましても慎重を期して情報を集め、各自の責任において出資を行っていけるといいと思っております……と但し書きをつけてひとまず終わりにしましょう。以下は余談です。
以下余談
この手の詐欺じみた話には毎度のように思っていることがあって、それは「商業メディアは専門家であってほしい(あるいは、専門家であろうとしてほしい)」そして「専門家には夢と現実の区別をつけてほしい」というものです。
それはどういうことかというと、今回のLotus Diplomatを紹介している、そこそこ知名度のあるメディアというのがあったことに、少数とはいえまあまあ不満があるわけです。
例えば海外のnotebookcheckが「BlackBerryを彷彿とさせるキーボードを備える(which makes it somewhat comparable to a BlackBerry phone)」などといい加減で興味のなさそうな記事を書いていたり、日本のblog系メディアのデイリーガジェットが恐らくそれをネタ元にして「BlackBerryを思わせる物理キーボードを採用」「物理キーボードを活かした長文のタイピングや、ショートカット操作を優先したいユーザーにとっては珍しい選択肢となりそうです」などと、中途半端にマニアに擦り寄ったような書き口の記事をやっているわけです。
このような端末に実現性があるかどうか、実現したとして実用的かどうか、そして何よりBlackBerryに似ているかどうか(似てないですね)、という点などで、記事として取り上げるにせよ、取り上げないにせよ、Diplomatのようなイレギュラーに対してこそメディアの定見が問われると思うのですが、そもそもこれにイレギュラーやエッジの匂いを嗅ぎつけること自体がマニアでないと難しいと言われればその通りです。中川巡査も「全部同じじゃないですか」と言っている。
そもそも詐欺については私個人の判断でしかなく、また今回のblogのような粘着質な精査を毎度毎度やってくれとニュースサイトに言うのもどう考えても無理筋ですし、公平にいえばデイリーガジェットは「クラウドファンディング形式での発売予定という点から、実際の入手性や国内展開は明らかになっていません。」と但し書きも付けているので、さほど大きな問題ではありません。だから「まあまあ」止まりの不満ですね。
なんならデイリーガジェットのようなニュースサイトはまだちゃんとしていて、市井のblogになってくると更にもっといい加減になってきます。
スマートフォン市場を見渡すと、どこもかしこも黒いガラスの板ばかりだと思いませんか?
「画面が綺麗」
「カメラがすごい」
もちろんそれは素晴らしいことですが、ガジェット好きとしての私の心が、最近どうも乾いていました。そんな退屈な日常に、突然レンガのような衝撃が飛び込んできました。
その名も「Lotus Diplomat」。
Lotus Technologiesが発表したこの端末は、単なるBlackBerryのフォロワーではありません。Snapdragon 8 Eliteに24GBのRAMという、デスクトップPCも顔負けのスペックを5.3インチの筐体に詰め込んだ、まさに「羊の皮を被った狼」ならぬ「ビジネスマンの皮を被ったスーパーコンピューター」です。
今回は、クラウドファンディングでの登場が予告されているこの異端児が、なぜ今の時代に「刺さる」のか、その魅力と狂気(褒め言葉です)について、作家視点で深掘りしていきます。
製品としてどうか、詐欺と思うかどうかのスタンスの違い以前に、こういう実態の伴わない上っ面ばかりで大げさな美辞麗句をやっているblogは面白くないですね。本人の筆でなく生成AIに任せきりの文体であることがよりつまらなさを加速している(記事内に合成音声版が付属しているのでAIエンハンス記事と断定しています)。
興味が無いなら先に挙げたニュースサイトのようにプレスリリースを右から左に流すがごとく、興味が無いなりの端的な紹介をすればいいんですよ。こういうところに緩急を付けられない「ウソの熱」があると空虚なプロダクトモドキの実在性が変に補強されて信じる人が出かねないし、その手のエアプ記事をきわめて安価に量産できてしまうのは生成AI特有の良くなさではあるのですが、書いていくとキリがないのでこの辺にしましょう。
ダラダラと不快のおすそ分けをしたところで今回の記事は以上となります。12月は例年blog棚卸月間にしているので、あと1回か2回くらいは記事が出てくると思います。
*1:The Lotus Diplomat has a full-fledged physical keyboard, but I've improved it a bit. You know how typing large amounts of text requires constantly switching layouts to enter a particular character or symbol? This takes time, frustrates, and slows down your typing speed. With the Lotus keyboard, you don't have to deal with this inconvenient layout, as with older keyboards. On this keyboard, you simply double-click the desired key. For example, the number 8 key has an additional * (asterisk) symbol. Now you don't need to hold down the Shift key to enter the * asterisk symbol. Simply double-click the key and you'll type the additional symbol. This applies to all additional symbols and characters. Basic punctuation marks (., !, ?) have been moved to the bottom row and are hotkeys, regardless of the layout language. The Lang button allows you to quickly switch to an additional language. You can also fully customize the keyboard in the settings menu. Anyone whose job requires them to work with large volumes of text will be surprised at how fast and easy it is to type with the Lotus Diplomat keyboard. With a full-size widescreen touchscreen and a comfortable, real physical keyboard, the Lotus Diplomat can replace a laptop for many tasks, yet it's a compact device that can be carried in your pocket.